読書日記

読書感想文苦手を克服するために書く

読書

東大作文 西岡壱誠

作文は「言いたいこと」=主張をひとつ決めて、そこに向かうルートを3つから選んで書く。 主張は4つのタイプに分類される。 •感情型(共感/理解) •共有型(納得/理解) •要望型(共感/変化) •警鐘型(納得/変化) まず相手に共感して欲しいのか、納得して欲しいの…

七回死んだ男 西澤保彦

決して読書量は多くない私だが、評価の高い、ループもの、ミステリー、と揃えば、とりあえず読んでおきたいものである。 登場人物も多すぎず、人間関係も複雑ではなく、とても読みやすい。会社の後継者を巡る争い!ギスギス!性格悪い!まともな人間が少ねえ…

萩原編集長の山塾 実践!登山入門 萩原浩司

昨年の秋頃に自然の中をゆっくり散歩する魅力に気付き、登山に興味を持った。しかし具体的に登山とはどんな感じなのかわからなかったので、勉強と楽しみとを兼ねて「ヤマノススメ」というアニメを見た。山のゆるさも厳しさも感じられる良アニメだったと思う…

まほろ駅前多田便利軒 三浦しをん

便利屋という職業は世の中の色んな人間をの生活を垣間見ることができてちょっと楽しそうだなあ、それも友人同士二人だし。などとお気楽なことを思った。 さらっと読めてさらっと終わるから物語に大事件やどんでん返しを期待するとつまらないかもしれない。私…

屍人荘の殺人 今村昌弘

ネタバレあり とても面白かった!しかし少しだけがっかりした。あまりに評価が高くて期待しすぎたかもしれない。とはいえ最後まで楽しんで読んだので面白い本には違いない。 何が良いかというと、本を読みなれない人も投げ出さないで読める親切設計だ。登場…

9•11ジェネレーション 米国留学中の女子高生が学んだ「戦争」 岡崎玲子

タイトルを見て、アメリカ留学の女子高生が書いた911の体験記エッセイか、と軽い気持ちで手に取った。読んでみると、アメリカまたは他国から優秀な学生が集まったエリート学校の話で、おおよそ一般的な「女子高生」のイメージとはかけ離れている内容だ。著者…

「世界を変えた10冊の本」池上彰

この本は全10章で成り、それぞれの章で10冊の本を紹介している。「アンネの日記」「聖書」「コーラン」「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」「資本論」「イスラーム原理主義の「道しるべ」」「沈黙の春」「種の起源」「雇用、利子および貨幣の一…

「学びを結果に変えるアウトプット大全」樺沢紫苑

私は人との会話が苦手だ。当然のように人前での自己紹介や面接なども苦手だ。 また、文章を書くことが苦手だ。小学生の頃から、作文が大嫌いだった。まず一行目の書き出しからなんて書けばいいのかさっぱり思いつかないのに、広い用紙が埋まるわけなかった。…