まほろ駅前多田便利軒 三浦しをん
便利屋という職業は世の中の色んな人間をの生活を垣間見ることができてちょっと楽しそうだなあ、それも友人同士二人だし。などとお気楽なことを思った。
さらっと読めてさらっと終わるから物語に大事件やどんでん返しを期待するとつまらないかもしれない。私もどんでん返し系ミステリーが好きなので少し物足りなく感じたことは確かだ。
でも、読み終えて、少し味が薄かったけどまあまあ面白かったな、と。
正直、行天の行動は読んでてイラッとくることが多くて好きじゃないキャラクターだけど、不思議とこのコンビは憎めないし、最後戻ってこれて良かったと心から思えた。
ところで、196ページの「愛情というのは与えるものではなく、愛したいと感じる気持ちを、相手からもらうこと」という言葉にとても納得感。うちのニャンチャンに私が愛情を与えてるのではなく、大好き💕と思える気持ちをネコチャーンからたくさんもらってるのね!わかる!